水面のドロップ
私は恐ろしく行動派だなーと思います。
たとえば、友達が急遽鎌倉に遊びに来る!となると部屋着で寝っ転がってても、さっと起きてパパパと準備し、スタタッと家を飛び出してしまうのです。
そんなのは日常茶飯事で、この雑貨店minamoを始めるときもどちらかというとハッと思いついて直感で開業しました。
よくお客様に、「ちいさな頃からお店をやるのが夢だったんですか?」と聞かれます。
正直、私は国際開発の仕事につきたくて、中学からそっち方面を勉強していたので、全くと言っていいほど考えていませんでした。(プロのミュージシャンになりたいとも思ってもいました。)
でも、いろーんなことがあって、20代前半のボロボロの私は、鎌倉に住んで、自分を見直すきっかけ、自分に気づくきっかけがたくさん転がっているのを目の当たりにし、たどりついた先が【自分の店】でした。
最初はピザ屋さんの2階をお借りして、月に6日の小さな雑貨店を開くところからはじめました。
七里ヶ浜のフリーマーケットに出店し、そして長野県安曇野市の宿に併設のちいさなおうちのスペースをお借りし、2ヶ月間、はしごでのぼる2階の屋根裏部屋のような可愛いお部屋で寝泊まりして運営しました。
なんでそこまでやれるの?とも聞かれますが、単に、変人なんでしょうね。笑
昔から変だとは思っていましたが、ここまで変だと、振り切った変人になるしかない、なんて思って自分の変さを利用しているのでしょうか。
なんて、、本当はたくさんの方達が応援してくださることが原動力。
私の家族は私の生き方に反対し、(そりゃそうだ)なかなか仕事の話ができなかったこともあって、minamoを初めた当初理解が得られなかったことがとても辛かったです。
でも私が本当に真剣だとわかってくれたのか、少しずつ気にかけてくれて、手伝ってくれるようになりました。今やどっぷりminamoを大切にしてくれます。
本当に泣くほど嬉しかった。
自分が初めたお店に、人が集まってくれる。私のドロップに水面ができていく。
責任が伴い、そしてそれが当たり前でないことを常に心に持ち続けて、
日々感謝の心とともにあることを最初のブログに記したいと思います。
鎌倉という土地は海もあり、山もあり、素敵なカフェあり、お店あり。
たくさんの多様な生き方をしている方々ばかり。
今までの価値観を日々アップデートして、心ときめく方に進んでいきたいな、
というのが今日このごろ。
今日はこのへんで。。